終活アドバイザーとは?開業もできちゃう?その方法とは
終活アドバイザーは開業できるの?収入はどのくらい?
終活アドバイザーの資格を活かして開業したい!収入も知りたい!
終活アドバイザーは資格を取得したから稼げるわけではありません。ただ、開業はできます。でも終活アドバイザーの資格だけで収入を得るのはとても難しく、正直、国家資格ではないので就職や転職にはそんなに役立たないこともあります。
個人事業主であれば開業届を出せば無料で簡単に開業することはできます。しかし、開業したからと言って家でパソコンに向かって座っていてもお客様はいらっしゃいません。
まずはお客様に自分の存在や活動内容を知っていただくことが重要です。
これは終活アドバイザーだけではないですよね。弁護士、行政書士、司法書士、税理士、医者、英会話の先生など、みんな同じです。
終活アドバイザーの役割は?
終活アドバイザーの収入を知りたいところですが?そもそも終活アドバイザーは具体的にお客様のために何ができるのか?考えてみます。
終活アドバイザーの役割
終活アドバイザーの役割は相談者のこれから(人生の後半期)に寄り添うこと。そのためにできることは?
終活アドバイザーの具体的な役割
エンディングノートの作成のアドバイスをしたり、複雑な社会保険、介護保険制度などの説明や利用法方の説明したり、自治体の窓口への同行など、他にもいろいろありますが終活アドバイザーの役割は大きくまとめると上記のようなイメージです。
反対に終活アドバイザーがやってはいけないこともあります。
終活アドバイザーがやってはいけないこと
公的な資格(社会保険労務士、弁護士、税理士)の独占業務を終活アドバイザーが行ってはいけない。例えば相続税の金額を計算したり、所得税の確定申告書を代理で作成するなどの行為は行ってはいけない。
お客様の利益が1番で、相談者の利益を損ねて自分の利益に誘導してはいけない。お客様(相談者)の悩みをよく聴き、悩みを解決するためにどうしたらいいのか?終活アドバイザーの役割を忘れてはいけません。
集客方法を考える
終活アドバイザーの役割、やってはいけないことをよく理解した上で悩んでいる人達をどうやって集客するのかを考えます。
集客方法を考える
自分の家族、友人、知り合いからはじめる。高齢者を対象にするなら自治会、老人会、コミュニティサークルなどに積極的に声をかける。
新聞や地元の冊子に掲載してもらう。若い人が対象ならSNS(twitter、Instagram)やブログを利用する。と言う方法もあります。あとは実践あるのみです。すぐには集客できないと思いますが口コミなどで紹介が増えてくれば多くのお客様に出会うチャンスが生まれるでしょう。
1人で不安な人は終活アドバイザーの地域サークルに参加して仲間と共に情報交換をして自身の活動に取り組むのも方法の一つです。
終活アドバイザーの役割、やってはいけないことをよく理解し集客ができてはじめて収入が発生するチャンスができます。
終活アドバイザーの収入は?
無料の相談からはじめる人もいれば国家資格を持つ人ならそれなりの相談料をお客様(相談者)から頂くことはできるでしょう。相談料は1件でワンコインの500円の人もいれば〜1時間で万単位の人もいます。全ては自分のやり方や内容次第です。
終活アドバイザーは就職や転職に役立つか?
会社員時代に採用などをしていた経験からみても終活アドバイザーは国家資格ではなので資格手当が出る可能性はかなり低いと考えます。
何か資格を持っているということはその人が興味のあることに対して独学することができ目標に向かって継続して努力することができる人であるという判断をする1つの材料にはなります。ただしそれが採用に大きく影響するかと言えばそうではありません。
終活アドバイザーと併用したい資格
実際に知り合いをみても終活アドバイザーだけで収入を得ている人はいません。行政書士や税理士、ファイナンシャルプランナー、ケアマネージャー、介護福祉士などの他の職業と併用して開業し収入を得ている人はいますね。
ファイナンシャルプランナーの資格を習得します。終活アドバイザーと併用してより深い知識を得ることができビジネスの幅も広がります。
まとめ
開業や収入を得る目的なら終活アドバイザーの資格だけでは物足りないでしょう。ただし終活について深く学ぶためならとても役立つ資格です。終活アドバイザーとして自分が何をやりたいのか?自分に必要な知識なのか?をよく考えることが大切ですよね。