株式投資とFXの違い!初心者向け投資の基礎知識を徹底解剖


株とFXの違い

株式投資の投資対象は、企業が発行している株式となります。一般的に株式投資というと、証券取引所に上場している企業の株式へ投資を行うことを示します。一方、FXの投資対象は、各国が発行している法定通貨(ドルやユーロなど)となり、投資できる通貨の種類はFX会社によって異なります。

 

 

 

 

株とFXの違い

株式投資の投資対象は各種証券取引所に上場している企業の数になります。2020年時点での国内上場企業数は3,000社以上あるため、その数だけ投資先の選択肢があると考えて良いですね。

 

 

 

 

FXの投資対象は世界各国の約180種類の法定通貨より、異なる2つの通貨を売買するため、通貨ペアの数で考えると非常に多くの投資先が存在しますが、どのFX会社もすべての通貨ペアを取り扱っているわけではありません。

 

 

 

 

ドル/円、ユーロ/ドルなどの人気の通貨ペアはどのFX会社でも取り扱っていますが、それ以外の通貨ペアについてはFX会社によって取り扱いが異なり、SBI FXトレードでは34通貨ペアの取引が可能です。

 

 

 

 

 

取引可能時間

株とFXの違い

株式投資の取引可能時間は、証券取引所が開いている時間のみです。日本の証券取引所であれば、原則平日の9時から15時までしか取引することができません。

 

 

 

FX取引可能時間は月曜日の早朝から金曜日の深夜を過ぎた土曜日の朝まで、平日はほぼ24時間取引することができます。為替は世界中のマーケットで取引されており、常にどこかのマーケットは開いているためです。主要なマーケットの営業時間は以下の通りです。

 

 

 

 

株とFXの違い

このように為替市場は、24時間切れ目なくどこかの国の市場が動いています。日本時間の深夜や早朝もトレードできるので、FXはどんなライフスタイルの人でも参加することが可能です。

 

 

 

 

変動する主な要因

株とFXの違い

株式の主な変動要因は、企業の業績・景気・政治経済の動向などです。基本的に企業業績や景気が好調であれば株式価格は上昇しますが、企業業績が悪化すれば下落します。

 

 

 

 

 

また、通貨安になれば輸出関連企業の業績が向上し株価も上昇するなど、株価には為替との関連性も認められます。FXの主な変動要因はその国の経済情勢や金融政策です。経済が好調な場合や、中央銀行が利上げを行った場合にはその国の通貨は買われる傾向があり、価格は上昇するんです。

 

 

 

 

また、大規模な災害や国際的な事件が起きた時なども、為替市場は大きな影響を受けることが多くなるんです。

 

 

 

 

レバレッジ

株とFXの違い

株式投資は基本的に現物投資ですので、レバレッジをかけることはできません。(信用取引を除く)

 

 

 

 

FXは証拠金取引となり、レバレッジをかけることが可能です。日本のFX会社では法律によって25倍までのレバレッジをかけられます。

 

 

 

 

レバレッジをかけることにより、資金効率を高めて取引をすることが可能になります。

 

 

 

 

必要な最小資金

株とFXの違い

株式投資で必要な金額は、投資する株式の価格です。1株100万円の株式に投資したいのであれば、基本的には100万円必要になります。

 

 

 

 

FXで必要な金額は、レバレッジをかけることができるので、「通貨ペアの時価×購入数量÷レバレッジ」が投資金額です。

 

 

 

 

FXトレードでは、1ドル100円の際にドル/円の買いポジションをレバレッジ25倍で投資する場合、100円÷25=4円となります。このケースでは4円から始めることができ、レバレッジの分だけ少ない資金で投資を始めることが可能です。

 

 

 

株とFXの違い

株式投資は「配当金・優待」が魅力

業況のよい企業の株式を保有していれば、投資金額に対して数%の配当金を受け取ることができ、場合によっては定期預金等よりも高い利回りを得ることができます。

 

 

 

 

また、配当とは別に株主優待が用意されている会社も多数存在し、株式を保有しているだけでその会社のサービスや商品を使うことが可能です。

 

 

 

 

ただし、株式投資ではレバレッジをかけられないため、配当や株主優待を受けるのであれば 、まとまった資金が必要になります。投資初心者や未経験ならば、少ない資金で始めることができるFXから投資の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

FXは「シンプル・少額・平日24時間」が魅力

FXは投資先の選択肢が少ないため、株式投資のように投資先の選定で悩む必要がありません。また、レバレッジをかければ少額で始めることができるので、「投資を初めてみたい」という人に向いています。

 

 

 

 

さらにFXは平日24時間取引可能なので、どんなライフスタイルの人でも、投資に集中する時間を作ることができます。少ない資金で24時間シンプルに投資ができるという点で、FXの方が投資初心者に向いていると言えるでしょう。

 

 

 

 

FXトレードの必要最小資金は約4円

FXは株式投資よりも少額で始めることができますが、中でもSBI FXトレードは取引通貨単位が「1通貨」となっているため、より少ない資金(※約4円)で始めることができます。

 

 

 

 

(米ドル/円 取引の場合 ※1ドル=100円で換算)

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

FX口座の開設は無料でできるので、まずは少額で始めて投資に慣れていくことからやってみましょうね。