初心者でもできちゃう?インデックス投資を詳しく解説します

初心者におすすめと言われるインデックス投資ですが、一度に多額のインデックス投資信託を買うのはNG。インデックス投資の鉄則や、メリット・デメリット、インデックス投資の始め方について詳しく解説しています。

 

 

 

 

インデックス投資とは?

まったくの初心者にとってはインデックス投資という言葉がわかりづらいですね。端的に言えばインデックス投資信託を購入することです。投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。インデックスファンドは経済指標に連動して動く投資信託、アクティブファンドは経済指標を上回る成績を目指す投資信託です。説明だけ見るとアクティブファンドのほうが儲かりそうですが、必ずしも大きなリターンが得られるわけではありません。信託報酬(手数料)が高く、手元に残るお金が少なくなってしまうのもアクティブファンドの特徴ですよ。

 

 

 

 

さて、インデックスファンドは経済指標に連動して動くため、経済状況によっては大きく落ち込むこともあります。しかし、長い目で見れば回復する時期もあります。インデックス投資は短期的な利益を目指すのではなく、長期的に投資するのが基本。アクティブファンドと比べて信託報酬が安いのも魅力です。

 

 

 

 

インデックス投資の鉄則

インデックス投資=インデックスファンドを購入すること」ですが、ひとつの投資信託にまとまったお金を一度につぎ込むのはNGです。

 

 

 

 

・複数の投資先に投資する

インデックス投資信託には複数の種類があります。主な投資先としては、国内株式、海外株式、国内債券、海外債券、国内REIT、海外REITなど。投資先を分散させることでリスク回避できますよ。

 

 

 

・時間をかけて積み立てる

インデックス投資で効果を発揮するのは長期的な積立。毎月一定額を購入するよう設定しておけば、投資信託が高いときには少しだけ購入し、安いときには多く購入することになり、平均取得単価を下げられます(ドルコスト平均法)。

 

 

 

 

・余裕資金で行う

インデックス投資はローリスクではありますが、元本は保証されません。万が一の際になくなってもいい、余裕資金で行うのが重要です。

 

 

 

 

インデックス投資のメリット

・手数料が安い

インデックスファンドは売買手数料が無料という商品が多いです。投資信託を持っている全期間にかかる手数料である信託報酬も低く抑えられています。

 

 

 

 

・初心者にもわかりやすい

2020年2月現在、楽天証券で取り扱いのある投資信託は2,654種類。この中から購入する投資信託を選ぶのは大変です。これをインデックスファンドで絞り込むと、「日経225」「全米株式」など投資先が名称に入っているため、選びやすくなります。値動きも経済指標に連動するため、「日経平均株価が上がった」というニュースがあれば日経225インデックスファンドも値上がりしたことになり、わかりやすいです。

 

 

 

 

 

・専門知識不要で手間が少ない

株式投資では各社の経営状況をチェックして銘柄を選ぶ必要がありますが、インデックス投資は基礎知識があればOK。積立設定をしておけば、あとは自動で積み立てできます。

 

 

 

 

インデックス投資のデメリット

・短期的に大きなリターンを得ることは少ない

インデックス投資は長期的な投資を前提としています。2013年はアベノミスク効果で日経平均株価が56.7%上昇しましたが、これほど大きな変化がある時期はごく稀です。短期的には大きく下落するリスクもあるため、長い目で見るのが重要です。

 

 

 

 

株主優待や配当金などのお楽しみがない

株式なら年に1~2回株主優待や配当金がもらえるので、長期保有のモチベーションが上がります。インデックス投資投資信託なので優待がなく、ちょっと寂しく感じるかもしれません。

 

 

 

インデックス投資のはじめかた

インデックス投資をするには証券会社に口座を開設し、購入申し込みをする必要があります。

・口座開設

多くの証券会社ではWeb上で口座を作れます。

 

 

 

投資信託を選ぶ

証券会社の投資信託検索機能を使い、インデックスファンドを絞り込んで検索しましょう。国内株式、海外株式、国内債券、海外債券、国内REIT、海外REITなど、複数の投資先から選ぶのがポイント。「資産均等」や「バランス」の文字が入った投資信託は複数の投資先を含んでいるため、それだけで分散投資ができます。

 

 

 

 

・積立設定

購入する投資信託が決まったら、予算に応じて積立設定をします。毎月積み立てるのであれば、何日にいくら購入するのか、設定しておきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか?投資と聞くと怖いイメージがありますが、これなら皆さんも始めやすいと思います。是非チャレンジしてみましょうね!